キッチンカーと実店舗の連携プレー

キッチンカーは実店舗と連携すると、清潔で広いしこみ場所を確保することができます。効率よく動けるのでとても助かります。キッチンカーは出店場所に到着してからオープンまでの間の時間がとても少ないもの。効率良く準備するための段取りはとても大切です。実店舗で開業すると便利なのは、その準備です。たとえばおむすびやさんなら、出店の前日の夜に翌日炊く分の精米や具の調理ができます。翌朝には当日のおむすびの整形やスープの煮込みや仕込みを二回に分けて行っているそうです。出店の場所によって、メニューの種類や予測される売上なども変わってきます。その都度炊くご飯や仕込む具の数も実店舗でやることで調整しやすくなります。出店の場所に到着してからオープンまでの時間は３０分程度となります。この間にキッチンカーの車内と店周りと手分けしながら、開店準備をします。キッチンカーで丼ものだと、オーダーされてから作ったりします。そのため、炊飯器と具も車に積んであります。このため、仕込み済みのおむすびが売り切れても、車内で握って追加することもできます。実店舗があるからこそ、作業全体に余裕ができて、柔軟な対応が取れるようになります。出店場所で施設の床を汚さないように、シートの上に車を停めます。電源を確保します。出店場所に借りられないならば、発電機を使用します。車内の椅子はバケツの上にクッションを置いたもので代用します。バケツの中にはちょっとした荷物を入れておくこともできます。作業台を拭いて、用具やラッピング用品をセットします。目隠しの布をかけたり、パラソルをセットしたりします。写真を飾ったり黒板に今日のメニューやオススメを書きます。