5ブロック
麻雀の戦法において、5ブロックという手法は基本中の基本と言われています。初心者の方は、先ずこの方法論から身に付けることにしましょう。
簡単に言えば、5ブロックが揃えば、増やすことも減らすことも考えずに済みます。最初は5ブロックを念頭に置くための意識的な訓練が必要ですが、慣れてくれば無意識的に5つに分けることが出来るようになります。
この態勢こそが、真っ先に覚えなければならないスキルなのです。因みに分け方は幾通りもありますから、選択肢を増やせるだけの想像力が麻雀の力を左右することになります。
何をツモればどのように5ブロックを作ることが出来るのかは、訓練すればするほど見えてきます。ですから初心者から中級者になっても、訓練は続けなければなりません。
さて、ここで麻雀の「手作り」について、ポイントを解説致しましょう。まず頭に入れていただきたいのは、変化より受けを優先するということです。
ツモれば牌が残ることもありますが、それを有効牌と呼びます。有効牌は大別すると2種類あり、一つはシャンテンを進める「受け」、もう一つは「変化」です。
「受け」は手が進むことを確定させますが、「変化」はそれだけでは何ともしようがありません。ですから「受け」を重視すればよいのです。但し、「変化」も潤滑油にはなり得ますから、注意したいところです。次に覚えていただきたいのは、守備より受けを優先するということです。
麻雀の原則として、アガれば失点を防ぐことが出来ます。
逆に降りてしまえば失点する可能性があります。
そこで局面によっては、安全牌よりも受けを重視することが推奨されるのです。ついつい守備を選んでしまいがちですが、手牌の価値を上げる変化の際にも注意しなければなりません。
麻雀のアプリや全自動麻雀卓を持っている方は練習して対応方法を慣らしてみるのもいいかもしれません。慣れてくればその場その場で臨機応変に対応することが出来るでしょう。