融資の仕組み

銀行から融資契約を締結するためには、融資のしくみを知っておくことでしょう。すでに自身のマイホームを購入する際、住宅ローンを組まれた経験のある方は、ご存知のことと思います。銀行融資は、銀行の規定範疇から逸脱したような融資は絶対行いません。どんなに優良不動産だからと言って、手加減などは一切期待できません。言い換えれば、銀行の規定に合った融資であれば、必ず銀行は対応してくれます。

融資を受けるにあたっては、銀行側の融資条件というものがあります。まず、違法建築物件は論外となりますし、耐用年数を大幅に超えている、借地である、また、再建築不可などの理由が認められる物件に対しては、融資対象とはなりません。

さらには、所有権が明確でないこと、不動産投資の長期計画において、ローン返済計画が確実に出来るという長期計画性が明確でないと融資を受けることができません。投資家が個人の場合は、安定的な収入があることも融資の条件となりますし、借り入れに際して法定相続人の連帯保証人も必要となります。

また、他に借金を抱えていないことも融資条件の背景にあります。どこの銀行でも同じ対応となりますので、不動産投資で銀行融資を考える際に念頭に置いておきましょう。

銀行の融資期間は、長くて30~40年が上限となるようですので、この期間のローン返済を滞らせることが無いよう賃料収入が安定的に入る仕組みも必要ですね。今は、不動産業者と30年空室保証という契約もあるようですので、上手く活用してローンに支障が出ない対策を取っておくことをお奨めします。良い物件があるからと言ってすぐに不動産投資が出来るものではないことをまず知っておくことでしょう。

 

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