外国為替レート
外貨両替する際に注意したい点として、「今円をドルやユーロなどに変えた時いくらになるのか」を確認しておいた方がいいでしょう。これは何もFXトレードで儲けたい人だけが注視するものではなく、海外旅行など海外に行く予定がある人こそ確認しておきたい事柄です。当然海外に行く時には「円の価値が高い」方がいいです。
多くの国では、他国のお金を自国のお金で買った場合どうなるか、という表記で、例えば円なら1ドル=○円のような表記をします。これを「自国通貨建て」といいます。逆に、自分の国のお金を基準に1ユーロ=○ドル、のような表記をする場合もあります。これは「他国通貨建て」と呼ばれています。この時基準にする通貨(上の例の1ドル=○円ならドルの方)のことを「基軸通貨」と呼びます。
一般的に基軸通貨はその汎用性の高さから「ドル」が扱われることが多いようです。そのため、外貨両替をする場合は基本的にドルを基準に考えたほうが良さそうです。もしアメリカで大きな事件や大規模なテロが起きればドルの価値は下がり、相対的に他の通貨の価値は上がる可能性があります、逆にいいニュースが長く続いたり、新しい発見がアメリカで増えたり観光地となったりすれば、当然ドルの価値は上がり、円で買う時に高くなってしまいます。そうなるとドルを円で買おうとした時に高くなってしまうので、旅行する時は少し高くついてしまう、と考えることが出来ます。もちろん、すべてがドル基準で動くというわけではないでしょう。日本に対する海外の感心が上がれば、相対的にドル/円の比率は円に偏り、ドルを安く購入できるようになり、他にもドル以外の通貨に大きな価値が生まれれば、相対的にドルの価値が下がる可能性もあります。