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円が上下するとは

テレビやラジオのニュースで「円が上がった」とか、「円が高くなった」といったワードを耳にしたり、新聞で「円安」「円高」という見出しを目にしたりしたことがあることがあるでしょう。あなたは、これらの言葉を正確に把握できているでしょうか。

「円がドルに対して上がった」という場合であれば、「1ドル140円が139円になった」とうような場合を意味します。ほとんどの人はこのように捉えているでしょうし、間違った解釈というわけでもありません。

しかし、マルクやポンドといった他の外貨に関してはどうなっているのでしょうか。ドルに対しては外貨売却のレートが上がっていたとしても、マルクに対してはもしかしたら下がっているというケースも考えられます。特に、近年は円のドル以外の通貨に対する取引が増えてきており、その外国為替相場が頻繁に変動していることもあります。円が上がったり、下がったりした場合、それがどの国の通貨に対する為替相場であるのかをしっかりと認識しておくことが重要といえるでしょう。

円の対ドル相場が140円から139円になるということは、1ドルを購入するのに必要な金額が140円から139円になったということを意味し、これは円の価値がl円だけ上昇したということです。

これが「円が上がる」または「高くなる」ということです。逆の場合は「下がる」「安くなるという言い方をしています。 しかし、外国為替のディーラーが働く銀行間市場では、ドルの各通貨に対しての相場を使うのが普通です。

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