• 未分類

物件売却価格

一体、どこに存在する、そのような種類の、どの物件についての契約であるのか。

この、当たり前とも言える大前提を確認し、間違いなく自分が売買するつもりだった対象不動産に間違いない、と確信できたならば、次に重要なことは、やり取りされる金額についての記載ということになるでしょう。金銭のやり取りに間違いがあっては、あなたがリサーチを重ね、時間と手間をかけて算出した収支の見通しなどの全てのコストが、無為になってしまいかねません。必ず、売買契約に含まれる全ての金銭のやり取りの具体的な金額について把握し、不明点が内容に、注意深く確認するようにしましょう。

おそらく、物件そのものの代金というものが、最も大きな金額の扱われるカテゴリーとなるでしょう。物件価格については、これまでの、売主と買主とのやり取り、すり合わせの主題となってきた重要な数字であることが多いでしょうから、あまりこの項目においてミスは考えづらいかもしれません。しかし軽視はしないようにしましょう、大きな金額は桁数の数え違いというものが常にリスクとして潜在するものです。

この最も大きな、最も重要な金銭のやり取りの対象である物件の売買の価格は、それ以外の複数の、副次的な金額の算出の基準となることが多いものです。頭金、手付金、そういった重要なカテゴリーは、売買代金の何パーセントとすべきか、といったような手順で算定されることが一般的ですので、ここで誤ってしまっては、それ以降の全ての金額の算出に齟齬が出てしまいます。

物件そのものの、手付金や頭金などの一部の金額ではなく、全体の、総額であるという定義を、忘れずに確認しましょう。

You may also like...