世界各国の通貨
世界各国には、さまざまな通貨が流通しています。外国為替証拠金取引で扱われる外貨は、取り扱い業者によって異なりますが、その中でも代表的なものを紹介します。
まずは日本円です。日本人投資家にとっては、ベースとなる通貨です。為替取引では、外貨に対しての日本円の価値を見るのが基本です。
次はアメリカのドルです。米ドルは世界最大の通貨といえ、流通量もトップ。アメリカ以外の国でも通用するケースもあり、世界の基軸通貨としても知られています。米ドルのようなメジャーな通貨に対して、マイナー通貨は他国で使えないことが多いです。ドルは便利で安全だと考えられており、冷戦下にあった東欧諸国でも闇で流通したといううわさがあります。
続いてはユーロ。欧州連合の統一で、2002年頃から流通し始めました。かつてのドイツマルクのように、信用力の高い通貨であるといえます。
円・ドル・ユーロの三つは、世界でも有名な通貨です。レートが比較的安定していて、流通量が膨大という共通点があります。メジャー通貨は、流動性が高いのですが、やはり世界中で通用するドルが特に流動性が高い通貨だと思います。流動性が低いマイナーな通貨の場合は、動きが乱高下しやすいという特徴があります。
イギリスポンドは、最大の基軸通貨となっていた時代もあったものの、現在は流通量が大きく減っています。高金利の外貨としてしられているのがオーストラリアドルです。資源国の通貨なので、商品市況がレートに大きな影響を与えます。